国立スポーツ科学センターにて行われた「Mama Athletes Network(MAN) 第1回ワークショップ」に参加してきました。
「女性特有の課題に対応した支援プログラム」の一環として、女性アスリートやその指導者・スタッフを対象に開催されたものです。
トップレベルのママアスリートや様々な競技の指導者の方々のお話を伺ったり、活発なグループディスカッションが出来、大変有意義な時間でした。
グループディスカッションでは妊娠、出産、育児に関する理想と現実を話し合いました。
やはり、サポート体制が整っていないという意見が沢山でました。
しかし施設や体制をつくるには時間もお金もかかります。今すぐ改善できることとして、受け入れる側の気持ちや理解、そして何より自分が子供を持つことへのイメージを持つことが始めの一歩なのかもしれません。
スポーツの現場で圧倒的にロールモデルが少ない中、まずはどうするか。私は指導者として仕事をしていく中で妊娠することに引け目を感じていました。実際、妊娠したら辞めなければいけない現場も経験しました。しかしそんなことでくじけている場合ではなく、育児と妊娠をしながら働く自分が現場のロールモデルになれるよう、もっと自ら発信するなどして行動を変えていこうと思いました。
こちらのワークショップ、第2回は12月開催だそうです。ご興味ある方はぜひご一緒しましょう